Cross talk 02

就職したい20代の未経験者を、 派遣の仕組みで応援する。

若年層×キャリアチェンジ

クロストークメンバー

高野 佳昌 Yoshimasa Takano
株式会社スタッフサービス・ホールディングスSSG-DX推進室 ITプロフェッショナル
Profile
教育学部出身、新卒入社。中学受験で進学校へ進むも、周囲の学力の高さに圧倒され挫折を経験。自分のように挫折した学生を救える先生になるべく教師を志すが、教壇に立つ前に社会を知ろうとスタッフサービスへ。営業、人事、法務、事業開発など幅広い経験を積み、現在は経営企画にてDX推進に取り組む。どのポジションでもモチベーションの源泉になっているのは「偶然の出来事が必然に変わる瞬間をより“良く”“多く”作り出したい」という想い。
澁谷 沙希 Saki Shibuya
株式会社スタッフサービス首都圏オフィス事業本部 ミラエール推進部採用配属グループ マネージャー
Profile
国際関係学部出身、新卒入社。影響を受けやすい性格で、ドラマで見たホテルや航空業界の仕事に憧れて育つ。しかし、就職活動の際に初めて働くことを真剣に考え、人と向き合い、寄り添い続けられる人材派遣に興味を持ち、スタッフサービスへ入社。名古屋で4年、東京で1年、営業職として活躍し、6年目からミラエール推進部へ。営業からミラエールへ配置転換した当初は、「営業に戻りたい」と言っていたが、事業の意義に激しく共感し、現在は社内で最も長くミラエールに携わっている。

Backborn

社会を知りたくて、人に寄り添いたくてスタッフサービスに辿り着いた。

高野による発言 小学生のころは中学受験を目指して勉強漬けの日々。その甲斐あって、中高一貫の進学校に合格しました。でも、入学して早々、周囲のレベルの高さに圧倒されて挫折。中高6年間は鉛筆をバットに持ち替え、大好きだった野球にすべてを捧げました。そんな私でも、「大丈夫、高野ならできる」とずっと可能性を信じ続けてくれた先生がいて、自分もこういう大人になりたいと思い、大学は教育学部へ進みました。将来は先生になって、自分のように挫折しかけている生徒を明るい未来へ導いてあげたい。そのためには、教壇に立つ前に社会を知るべきだと考えて就職活動をすることに。企業研究を進める中で、いろんな仕事、いろんな人に出会える人材業界に興味を持ちました。中でもスタッフサービスは企業規模のわりに洗練されていなくて、おもしろい課題がいっぱい転がってそうな雰囲気があり、「社会を知るにはもってこいの会社だ」と入社を決めました。入社してみると、まさにその通りの会社。営業、人事、法務、事業開発、経営企画と、幅広いジャンルの問題に挑戦する機会を次々に与えられ、いまも社会勉強の真っただ中です。

澁谷による発言 私は基本的にミーハーで、ドラマや映画の影響を多分に受けて青春時代を過ごしました。ドラマに出てくるようなホテルや航空の世界に憧れて、いつか自分もその舞台に立とうと、大学で語学を学び、就職活動に臨みました。でも、選考が進むにつれて、給与や待遇、福利厚生、キャリアステップなど、いろいろな情報が飛び込んできました。働くことが現実味を帯びてきて初めて「こんな浮ついた気持ちで将来を選んだらダメだ」と気付きました。そこから本格的に就職活動をスタート。いろいろと業界を見る中で、自分の中で絶対に譲れなかったのは、人とたくさん関わること。それで人材業界に興味を持ち、スタッフサービスをはじめ3社から内定をいただきました。最終的な決め手は、派遣ビジネスのほうがカスタマーに寄り添えると思えたこと。ここだけの話ですが、「ザ・体育会系」の社風が自分に合っていたことも、入社理由のひとつです。

Issue

20代のキャリアチェンジに立ちはだかる未経験の壁。

高野による発言 入社10年目の2013年、社長直下に事業開発部が新設され、その立上げメンバーとして招集されました。メンバーは私と上司の2名。社長から下りてきたミッションは、「目先の売上をつくる事業ではなく、社会の課題を解決する事業をつくれ」でした。そこで着目したのが、「20代未経験者のキャリアチェンジ」でした。
例えば、販売員や接客業をしている20代の女性。結婚、出産を意識しはじめ「土日が休めるオフィスワークにキャリアチェンジしたい」と考えたとき、どれだけ本人にやる気やポテンシャルがあったとしても、経験やスキルがある人が優先され、なかなか仕事が見つかりません。「未経験」であることが障壁となって、自力でキャリアチェンジできない若者に、派遣という事業を使ってチャンスを提供できないだろうか。アイデアを事業プランに落とし込み、ある程度カタチになったところで、澁谷をはじめ他部署のメンバーも巻き込みながら、すさまじいスピードで事業化を進めていきました。

澁谷による発言 その時のことは、いまでもはっきり覚えています。当時私は、コールセンターの派遣を専門に扱う営業チームに所属していました。実は、入社以来目標にしていたマネージャーに昇格したばかりで、私の営業キャリアはこれからが勝負だと気合を入れているところでした。でも、ある日突然上司から「澁谷のチームは来週から新事業の採用と配属を担当してほしい」と告げられたのです。正直、目の前が真っ暗になりました。メンバー含めて、営業しか知らない私たちが突然採用と配属を担当する。何をすればいいんだろう?どうして私なんだろう?と混乱のなか、新規事業プロジェクトに加わりました。

写真

Solution

未経験者を育てて派遣。可能性ある若者の未来にエールを。

高野による発言 私たちが考えたのは、常用型派遣という仕組みを使った解決法。まず、未経験だけど事務職に就きたいという意欲とポテンシャルのある人を、スタッフサービスの社員として期限を設けずに採用します。そして、ビジネススクールなどを活用してある程度育成した上で、スタッフサービスの社員としてクライアントに派遣するという仕組み。カスタマーにとっては、未経験から事務職に就けるだけでなく、無期限の雇用契約です。スタッフサービスから月給制で給与が支払われることで生活も安定します。未経験からキャリアチェンジを目指す若者の未来を応援したい。そうした思いから新事業を「ミラエール」と名付けて2014年10月に本格的にリリース。職種も、人気の高い事務職に絞って支援することにしました。カスタマーの課題から創出した事業なので、カスタマーには受け入れてもらえる確信はありましたが、クライアント側はどうなのか少し不安な面もありました。受け入れてもらえるように価格など緻密にサービスを設計し、あとは採用・配属を担当する澁谷のチームと、ミラエール専属の営業チームの頑張りに掛けました。

澁谷による発言 未経験から事務職になりたいという人を面接して採用し、マッチするクライアント先へ配属することが、私のチームの役割でした。夕方、営業が戻ってくると、履歴書と推薦文を書いたシートを持ってフロアを歩き回り、「Aさんは、こういう良いところがあるので、こういう会社にどうですか?」とひたすら提案してまわりました。メンバー全員が営業出身で、労務などの知識は全くなく手探り状態でした。しかしいま思えば、営業とクライアントのやり取りの内容はイメージできたので、どういう情報があると営業が提案しやすいか考えることができたのが、良かったのかもしれません。
スモールスタートだった分、営業や企画とも距離が近く、全員が共通意識を持って動くことができました。高野さんがことあるごとにミラエールのビジョンを語ってくれたので、私も「このマッチングはカスタマーとクライアントにとって幸せなのか?」と自分に問いかけながら配属することができました。

高野による発言 プロジェクトメンバーのおかげで「ミラエール社員」は2021年現在5,000名を超えました。「未経験だからと諦めていた事務職に就けた」など、喜びの声も数多くいただき、アンケートでは90%以上が満足と回答してくれています。一方クライアントの中では「自社の若手社員が未経験者を指導することが、いい成長機会になっている」と、予想外の効果も出ているようです。

澁谷による発言 自分の力で「未経験の壁」を越えられなかった人が、私たちのサービスによって新しいキャリアをスタートする。その後のキャリアにも寄り添える。「ミラエール」は就活で私が描いていた仕事そのもの。今後も、社会への入り口に踏み出せない人のために、最初の一歩をサポートしていけるよう、私自身も成長を続けていきたいと思っています。