「人の可能性を信じ、一人ひとりの働こうという想いと、働く機会を最も多くつなぎ続ける。」これが、わたしたちスタッフサービスグループのミッションです。しかし、日本では少子高齢化が進み、労働力人口が減少。構造的に働き手が不足するという大きな問題に直面しています。
一方で、人生100年時代とも言われる中、働く意欲の高いシニアも増えています。さらに、未就業の若年層やキャリアブランクのある女性、外国籍人材、障がい者など、日本にはまだまだ活かしきれていない多様な人材がいます。だからこそ、私たちは人材総合サービス会社として「働こう」という想いを持った一人ひとりが「チャンス」に出会えるよう、さらに支援を拡大していきたいと考えています。年齢、スキルや経験を超えて働こうとするすべての人が、時間や場所にかかわらず、より良い「働く」に出会えるように。私たちスタッフサービスグループは、人材総合サービスとテクノロジーを掛け合わせることで最適解を生み出していきます。

テクノロジーの台頭により人の仕事はAIに奪われる。研究者の中には「雇用の未来」を、そう論じる人がいます。しかし、私たちは一概にそうは思いません。AIが最短距離で解を導き出す仕事もあれば、人間にしか出せない解が必要とされる仕事があることも事実です。人材ビジネスにおいては、求職者の希望条件やスキル、企業の求人ニーズをそのまま受け取るだけでは、最適なマッチングは生まれません。特に、人手不足を解消するためには、未経験者と仕事や企業のマッチングが必要です。そこには、スキルや経験だけではない働く人のさまざまな想いが現われます。だからこそ、言いづらい本音や悩みにまで踏みこんで、背中を押して、初めて生まれるマッチングもあるのです。シンギュラリティが訪れようとも、やはり人にしかできない仕事もある。人にしか生み出せない価値がある。もちろん、AIによって劇的に改善する仕事もあるでしょう。自動化や効率化によって生まれた時間で、人にしか生み出せない価値のある仕事に集中させることができる。人とテクノロジーとの協働。そこに、日本の「働く」に対する最適解と、人材総合サービスグループとして未来のあるべき姿があると感じています。