Masahiro Kimura

Interview インタビュー

新たな基盤の構築も、 新たなカルチャーの創造も 自分のミッション。

Masahiro Kimura

デジタルビジネス推進部門 IT基盤部 2003年 入社

「ものづくりに携わりたい」という想いと、「これからはITの時代だ」という考えから、新卒では文系ながらSEの道へ。システム開発の会社で活躍後、輸入・販売の会社で社内SEを経験したのちに、スタッフサービスグループへ。社内のIT領域に携わり20年以上。

Backborn 転職のきっかけ

興味を持つ、やってみるの繰り返しで 高めることができた技術力。

就職活動に勤しんでいた当時は、文系・理系で就職する職種がはっきりと分かれている時代でした。そんな時代に、システム開発に携わりたいという思いから文系出身にも関わらずSEを志望。この挑戦から、私の20年以上にわたるIT業界でのキャリアはスタートしました。新卒で入った会社で開発経験を積むごとに、開発したシステムがビジネスの現場でどのように使われているのかという興味が芽生えていきました。3年勤めたのちに転職を決意し、輸入・販売会社の社内SEに。サプライチェーン、在庫、取引の計画、受発注、会計などを管理する基幹システムの運用、保守を担当。ユーザーが同じフロアにいることで、表情が見える距離でシステムが担う役割を理解することができました。そんなときに出会ったのが、スタッフサービスグループでした。事業会社で自社に向けた開発ができる上に、即戦力として自由に活躍できそうだと感じて、入社を決意しました。今よりIT人材が不足していたこともあり、細々とした案件から社内横断プロジェクトまで、様々なプロジェクトに携わることができました。経験のない領域で苦戦することもありました。しかし、当時のトライアル&エラーがあったからこそ、知識やスキルを吸収し、技術力を高められてきたと思っています。

My Job 入社後の仕事

より速く課題解決を実現するために、 最適な開発基盤とテクノロジーを。

入社から20年。様々なプロジェクトに関わってきましたが、現在はデジタルビジネス推進部門のIT基盤部に所属。ロールとしてはITアーキテクト(自称)です。2019年からアプリケーション開発のフレームワークとワークスペースの構築、コンテナアプリケーションをK8S上で稼働させるための実行環境の構築、データ活用のためにサイロ化したデータを統合するための基盤構築がミッションです。DevOpsやアジャイルな開発、マイクロサービスアーキテクチャーの採用、将来的な開発の内製化に向けて、開発基盤に必要なテクノロジーを採用して構築しています。今後は、スピード感のある開発とプロダクトの価値を高めるために積極的にテクノロジーを採用していきたいと思っています。社内向けではありますが、電話で営業する際、事業部ごとに異なるシステムを使用していたのですが、それを一元化。きわめてシンプルな仕組みですが、結果としてオーダー獲得率が向上しました。カスタマーやクライアント、果ては社内のメンバーが抱える課題をテクノロジーで解決していく。小さく試してみて、ダメなら違うものをつくる。このサイクルのスピードを上げて、どんどん新しい挑戦に目を向けていきたいと思っています。

Optimal solution 自分の「最適解」とは

新しい基盤を構築しながら、 新しいカルチャーの創造を夢見る。

新しい開発基盤もDay2(運用段階)に突入。しかし、インフラやテクノロジーが新しくなったからといって、新しいプロダクトやサービスがどんどん生まれるかといえば、そんなことはありません。テクノロジーは出揃いました。でも、人の活動も変わらなければなりません。これまではウォーターフォール開発が中心。今までとは違う考え方、仮説検証型の進め方など「小さく試してみて、ダメなら違うものをつくろう」というカルチャーがまだまだ根付いていません。一朝一夕で文化が変わらないことも理解しています。でも、私が描く「目指すべき状態」は、仮説思考でプロダクトやサービスを考えてみる・つくってみるカルチャーをスタッフサービスグループに根付かせること。そのためにも、ITアーキテクトの経験、志向をお持ちの方にジョインしてほしいと切に願っています。ITアーキテクトの要件と言われるインフラ・インテグレーション・アプリケーションのすべての知識と経験を持ったスーパーマン・スーパーウーマンなんて、なかなかいないと思っています。だからこそ、いずれかの領域に強みを持っていて、インフラやシステム、開発基盤から運用まで全て俯瞰してデザインしたいという志向を持った方にお会いしたいと思っています。スタッフサービスグループのDX領域の全体を見渡せば、まだDay0(設計段階)。技術的にも、組織的にも「0→1」の新しいチャレンジを、一緒にしてみませんか。

募集職種

スタッフサービスグループのDXを推進するデジタル人材を募集しています。

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