社員のすがた

伊藤 薫
これまでの仕事の経歴

銀行での営業職を経て、1999年にスタッフサービスに転職。前職と同じく営業として全国さまざまな拠点で活躍。2018年にスタッフサービスグループの子会社であるテクノ・サービスに異動。同社のCRM・グローバル部のGM(ゼネラルマネージャー)として、外国人スタッフの派遣事業の立ち上げに貢献。現在も同事業を牽引している。

CHAPTER 01

伊藤 薫 「より自由な環境で実力を試してみたい」と1999年にスタッフサービスに転職し、前職の経験も活かし営業一筋でキャリアを積み上げてきました。転機を迎えたのが2018年、新規事業の立ち上げを行いました。スタッフサービスのグループ会社であるテクノ・サービスに異動し、それまでなかった製造業や工場向けの「外国人スタッフ向け」派遣事業を本格スタート。ゼロから組織を作り、現在は13名ほどの国内外のメンバーが在籍する多国籍チームに発展しました。現在は彼らをマネジメントしながら、営業企画・戦略の立案や実行、システム構築や現場スタッフのサポートなど、新事業に関わる多くの業務を担っています。

CHAPTER 02

伊藤 薫 外国人スタッフの雇用における「不」を解消すべく、新規事業の立ち上げをスタートし、2年が経ちました。収益が出るほどに事業は成長を見せていますが、この事業の立ち上げはハードルが多く、非常にチャレンジングでした。外国人スタッフが日本で働く際には、コミュニケーション面もですが、複雑な労務管理や日本特有の労働慣習への戸惑いといった「不」が多くあります。外国人スタッフを受け入れることに不安を感じるクライアントも多い中で、まず私たち自身が「不」に真正面から向き合おうと、外国籍社員を自社採用しました。外国人派遣スタッフはブラジル・フィリピン出身者が多くを占めるためポルトガル語やタガログ語に精通したメンバーを起用。外国人スタッフの履歴書作成のフォローや社会保険手続きなどをサポートできる体制を整えました。
 取り組みが功を奏し、この2年で外国人スタッフの登録者数は約900名と倍増しました。

CHAPTER 03

伊藤 薫 少子高齢化による労働力不足という背景もあり、外国人人材の活用はここ数年で注目を集めるようになっています。多くの競合他社が、同様の事業を展開していますが、私たちの最大の強みは日本定住・永住の外国人スタッフが登録していること。言語や日本独特の文化・慣習に理解があり長く働きたいという希望があるからこそ、定着しやすい傾向にあります。今後は外国人派遣スタッフへのサポートや教育も拡充させながら、国籍に関わらず価値を生み出す人材を創出することを目指していきます。
 現在、日本国内にいる外国人労働者は約140万人。その中で、私たちがフォーカスしている日本定住・永住の外国人労働者は約40万人です。今後、労働力が不足していく日本において、この事業はますます必要とされると思います。実際に、スタッフサービスやリクルートグループ内でも注目されつつあり、声をかけられる機会も増えてきました。今後さらに事業を拡大させ、「国籍関係なく働き評価される社会」を実現していきたいです。

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